雨の日に気分が沈む理由
2019年7月9日 健康についてのお話し,季節 コメントをどうぞ
沖永良部は今日も雨です。雨の日はカラダが重く気分も沈みがちになりますね。
さてそれは気のせいでしょうか?
沖永良部に暮らして気が付いたこと。
曇りが多い。
太陽ギラギラなイメージの沖永良部ですが、実は年間日照時間は全国下位。
1位―山梨県 2,205時間
...
34位―沖縄県 1,814時間
37位-鹿児島県 1,778時間
気象庁観測の直近60日間(5~6月)の日照時間。
那覇 232時間
沖永良部 265時間
東京 305時間
甲府 345時間
札幌 451時間
梅雨時期は北海道の方が100時間も多くお日様が照っています。
さて雨でお日様が照らないと、カラダが重く気分も沈みがちになります。
なぜか?
それは「幸せ物質」と呼ばれる「セロトニン」が不足するからです。
セロトニンは、穏やかなしあわせ感を作る作用があり、不安を抑えて心の健康を守ってくれる脳内神経伝達物質で、太陽の光を浴びると脳内でのセロトニン合成が活発になります。逆に太陽の光を十分に浴びることができないと、セロトニンが不足しやすくなるのです。
セロトニンが不足すると、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることが知られています。また、セロトニンは精神面だけではなく、消化や排便、体温調節など、体の様々な働きに関わっています。
雨の日、カラダが重くやる気も出ず気分も沈みがちになるのは、気のせいではないのです。
次回は、天気に左右されず1年中、セロトニンたっぷりの生活を送れる方法をご紹介します。
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