天気に左右されないカラダとココロを!!
2019年7月11日 健康についてのお話し,生活 コメントをどうぞ
前回のお話。
太陽を十分に浴びないと「幸せ物質」の「セロトニン」が不足して、気持ちが沈みがちになります。雨や曇りが何日も続くと、知らず知らずのうちにカラダやココロが不調になりやすくなるのです。
そこで、天気に左右されないで、1年中たっぷりセロトニンを保つ方法を3つご紹介します。
そもそもセロトニンはカラダのどこにあると思いますか?
脳で働くから脳にたくさんある?
違います。「脳」にあるのは全体のわずか2%ほどで、残りのほとんどが「腸」に存在しているのです。なぜならセロトニンを作りだしているのが「腸」だからです。セロトニンはアミノ酸を原料に腸の中で合成されます。そのセロトニンの元となるアミノ酸は、必須アミノ酸と言われ、体内で合成できず食べ物からしか摂れません。
【セロトニン増やす方法1:セロトニンの元となる食べ物を摂る】
肉や魚(加工食でない)、大豆、納豆、豆腐、味噌、たまご、牛乳、ヨーグルト、チーズ、わかめ、バナナ、ナッツ類など摂りましょう。
次に、セロトニン合成に深く関与しているのが、腸の中の「腸内細菌」です。腸内細菌が多ければ、セロトニンもしっかり作られるのですが、近年、腸内細菌のエサになる食物繊維を摂取する量が減ってきているのです。
【セロトニン増やす方法2:食物繊維をたっぷり摂る】
イモ、ニンジン、ゴボウ、大豆(豆腐)、海藻、などを摂りましょう。
最後はやはり、運動です。運動でもリズム運動をするとセロトニン神経が活性化されることが脳科学研究では証明されています。
【セロトニン増やす方法3:疲れない程度のリズム運動】
ジョギング、ウォーキング、自転車こぎ、水泳、フラダンス、盆踊り
☆運動でなくても!・・・歌を歌う、太鼓たたき、歌に合わせて手をたたく、ガムをかむ、吐くことを意識した呼吸法でもOK。
☆赤ちゃんなら・・・泣くこと、お乳を吸う、ハイハイ
一日30分、3か月続けると、セロトニン神経の構造自体が変わり、さらに効果バッチリ。